Googleアナリティクスを見ていて突然変な数値が出ることはありませんか?
実はそれはリファラスパムかもしれません。
そこで、今回はリファラスパムとはなんなのか?対策する方法などはあるのかについて紹介していこうと思います。
リファラスパムとは?
リファラスパムはGoogleアナリティクスのリファラ機能を悪用して、大量のリファラを残していきます。
リファラとはアクセスログに記録されるデータの事で「ユーザーがサイトを訪問する際のリンク元の情報」をいいます。
つまり、リファラスパムはあなたのサイトに大量のアクセスを残していきます。
もし、あなたが大量のアクセスを不自然に思いアクセス元を調べるスパムサイトに行き着いてしまうというのがリファラスパムの厄介なところです。
なぜ対策する必要があるのか?
それでは、なぜリファラスパムを対策する必要があるのでしょうか?
まず、わかりやすいデメリットとしてはスパムサイトにアクセスしてしまう可能性があるということです。
スパムサイトにアクセスする事でPCウイルスを入れられたり、悪意のあるページにアクセスしてしまうリスクがあります。
そして、もう一つはリファラスパムの影響で大量の誤ったアクセス(本来のユーザーではない)が発生してしまい、ページの分析を難しくしてしまうという問題もあります。
リファラスパム対策するには?
それではリファラスパム対策をするにはどうすれば良いのでしょうか?
対策を紹介していきますので参考にしてください。
フィルタでアクセスを除外する
リファラスパムの殆どは海外からのアクセスです。
ですから、海外からのアクセスをフィルタで除外するという方法で簡単に対策できます。
海外からのアクセスを除外するにはGoogleアナリティクスのフィルタ設定という機能を使います。
Googleアナリティクスでフィルタ設定する方法
①「管理 > フィルタ」の選択
Googleアナリティクスの左下にある管理をクリック、その中にあるフィルタという項目を選択肢ます。

②「フィルタを追加」を選択
フィルタを新しく作ります。
まずは、「フィルタを追加」をクリックしてください。

③フィルタの設定

それではフィルタの設定をしていきます。
設定は簡単に言うと日本語以外のアクセスを除外するという内容です。
①フィルタの名
まずはフィルタの名前を決めてください。
この時の名前は自分でわかりやすければ何でも良いです。
②フィルタの種類
フィルタの種類は「カスタム」を設定します。
カスタムを選択すると「除外 / 一致」の項目が出てきますが、一致を選択してください。
③フィルタフィールド・フィルタパターン設定
フィルタフィールドは「言語設定」を選択してください。
フィルタパターンは「ja」と入力してください。
jaというのは日本語を意味しています。
まとめ
今回紹介した設定方法を利用すれば日本語以外のアクセスは除外するという設定になっています。
リファラスパムはほとんどが海外からのアクセスですのでこれでほとんどのリファラスパムを排除できました。
リファラスパムに困っている人や海外からのアクセスに困っている人は今回紹介した方法を試してみると良いでしょう。