ペライチ、Jimdo、Wixは人気のホームページ作成ツールです。
ホームページを作るならどのツールを使おうか迷っている人も居るでしょう。
ツールごとに機能や料金プラン、使いやすさなどが異なります。
そこで、ペライチ、Jimdo、Wixの特徴を様々な観点から比較しました。
どのホームページ作成ツールを使うか迷っているのであれば参考にしてください。
初心者におすすめのホームページ作成ツール「ペライチ」
まずはペライチの特徴を紹介します。ペライチは国産のホームページ作成ツールです。
誰でも簡単にホームページが作れる人気のツールです。
1枚もののホームページ(ランディングページ)作ることに特化しており、初心者が最初に使うツールとしぴったりです。
全国でセミナーや勉強が積極的に開催されているから、わからないがあれば参加してみると良いでしょう。
初心者でも簡単にページが作れるのがペライチの特徴と言えるでしょう。
ペライチの料金プラン
ペライチは0円のスタートプランから2980円のビジネスプランまで用意されています。
趣味や個人で使うのであれば無料のスタートプランや980円のライトプランでも十分でしょう。
ビジネスで使うのであれば広告が非表示になり、独自ドメインも使えるようになるレギュラープラン以上がおすすめです。
用途によって契約プランを変えていきましょう。
また、ページ追加300円などバラ売りで機能を買うこともできますので、こちらも検討してみましょう。
スタートプラン | ライトプラン | レギュラープラン | ビジネスプラン | |
月額費用 | 0円 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
ページ数 | 1ページ | 3ページ | 5ページ | 20ページ |
広告の有無 | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ |
独自ドメイン | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ |
アクセス解析 | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ |
ペライチのメリット
ペライチはおしゃれなページを手軽に作りたいという人におすすめです。
ホームページ初心者でも、テンプレートを選んでテキストと何枚かの写真を用意すればホームページを簡単に作る事ができます。
また、国産のサービスである為、日本向けのテンプレートが多い事、お問い合わせなどの連絡も気軽にできる事などがメリットと言えるでしょう。
ペライチのデメリット
ホームページをカスタマイズしたい、オリジナルのホームページを作りたいという人にはペライチは合わないかもしれません。
テンプレートを編集してホームページを作るため、誰でもそれなりのページが作れる反面、テンプレートから逸脱したページを作る事はできません。
クリエイターとAIビルダーが選べる「Jimdo」
続いて紹介するのはドイツで開発されているホームページ作成ツール「Jimdo」です。
日本ではKDDIウェブコミュニケーションズがサービス提供していますので日本語対応しています。
アプリ版がリリースされており、パソコン版だけでなく「iPhone、Android」などのスマホからでもホームページを作ることができます。
外出先でもホームページの更新・変更ができるのがJimdoの特徴です。
Jimdoの料金プラン
JimdoはクリエイターとAIビルダーの2つのプランを選ぶ事ができます。
クリエイターはペライチと同じようにテンプレートを選んで、テキストや写真を入れてホームページを作っていくプランです。
AIビルダーはいくつかの質問に答えていくと、自動でホームページを作ってくれるプランです。
クリエイターよりもカスタマイズはできませんが、すぐにホームページを作りたいという人向けのプランです。
クリエイター
FREE | PRO | BUSINESS | SEO PLUS | PLATINUM | |
月額費用 | 0円 | 965円 | 2,460円 | 4,110円 | 5,190円 |
容量 | 500MB | 5GB | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
広告の有無 | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
独自ドメイン | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
アクセス解析 | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
AIビルダー
PLAY | START | GROW | |
月額費用 | 0円 | 990円 | 1,590円 |
容量 | 500MB | 5GB | 15GB |
広告の有無 | ☓ | ◯ | ◯ |
独自ドメイン | ☓ | ◯ | ◯ |
アクセス解析 | ☓ | ◯ | ◯ |
Jimdoのメリット
JimdoはAIビルダーを使えば、簡単な質問に答えていくだけで非常に簡単にホームページを作る事ができます。
また、iPhoneやAndroidなどのスマホでもホームページが編集できるようにアプリも出ているので、「パソコンを持っていない人」「外出先でホームページを編集したい人」でも手軽に利用する事ができます。
AIビルダーで物足りない人は、クリエイタープランにする事で幅広いカスタマイズが可能になります。
Jimdoのデメリット
クリエイターとAIビルダーの2つのプランですが、一度作成したいサイトを後から別プランに変更することは残念ながらできません。
AIビルダーでホームページを作った後に、やっぱりクリエイターで色々とカスタマイズをしたいと言った場合は「新規でホームページを作成」する事になりますので注意が必要です。
また、個人差はあると思いますが、クリエイターは若干クセのある操作性ですので、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
世界中で利用されている 「Wix」
最後に紹介するのはWixです。
世界で最もユーザー数の多いホームページ作成ツールです。
ドラッグ&ドロップのシンプルな操作でホームページを作っていく事ができます。
用意されているテンプレート数も豊富でデザイン性に優れておりおしゃれなページを簡単に作れます。
ページ数が多くなりすぎると表示が遅くなるというデメリットもあります。
Wixの料金プラン
今回紹介するホームページ作成ツールの中で最もプランが多い為、迷ってしまわないように注意が必要です。
Wixは500円で独自ドメインが利用できる「ドメイン接続」プランがあります。
ただし、ドメイン接続だと広告が表示されたままになってしまいますので、ビジネスで使うのであれば900円のベージックプラン以上がおすすめです。
ドメイン接続 | ベーシック | アドバンス | VIP | |
月額費用 | 500円 | 900円 | 1,500円 | 2,659円 |
容量 | 500MB | 3GB | 10GB | 35GB |
広告の有無 | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ |
独自ドメイン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
アクセス解析 | アプリで拡張 | アプリで拡張 | アプリで拡張 | アプリで拡張 |
Wixのメリット
Wixは世界中で利用されているホームページ作成サービスで、多くのユーザーが使用しています。
その為、幅広いニーズに答えられるように様々な機能が用意されています。
また、ドラッグアンドドロップの直感的な操作でホームページを作れるので、複雑な操作が苦手な人でも安心して利用する事ができるでしょう。
Wixのデメリット
Wixでは様々な機能が用意されていますが、これらの機能を使いこなすには知識や慣れが必要で、複雑な事をしようとすると一気に難易度が上がってしまいがちです。
さらに多層構造のページを作る事前提にテンプレートが組まれているので、複数ページ分のコンテンツを用意しておく必要があります。
また、規模の大きなサイトを作ろうと思うと、読み込みに時間がかかってしまい動作が遅くなってしまうという欠点もあります。
ペライチ、Jimdo、Wixのテンプレートを比較
ペライチ、Jimdo、Wixの特徴やメリット・デメリットなどについて紹介をしていきました。
続いてテンプレートの種類を比較していきます。テンプレート数やデザインの傾向について紹介していきますので参考にしてください。
より多くのテンプレートがある方が選択肢が多いと言えますが、自分好みのデザインが用意してあるかどうかは、実際に各サービスにアクセスして確認してみると良いでしょう。
テンプレート比較表
テンプレート数は500種類以上あるWixが一番です。
様々なテンプレートがありますので作りたいページにイメージの近いテンプレートを選んでカスタマイズしていけばすぐにオリジナルのホームページを作る事ができるでしょう。
反面、Wixはデザインに偏りがあるという難点があります。
Wixはイスラエルの企業が運営しており、日本に馴染みのあるテンプレートというよりも海外向けのテンプレートが中心です。
Wixのテンプレートが使いづらいと感じる人は国産の「ペライチ」がおすすめです。
テンプレートの種類こそ少ないですが、日本向けのテンプレートが豊富です。
日本人がデザインしているから馴染みのあるデザインで使いやすいでしょう。
ペライチ | Jimdo | Wix | |
テンプレート数 | 60種類以上 | 40種類以上 | 500種類以上 |
デザイン | 日本向けデザイン | 海外向けデザイン | 海外向けデザイン |
ペライチ、Jimdo、Wixの使いやすさを比較
テンプレートに続いて「使いやすさ」を比較していきましょう。
実際にペライチ、Jimdo、Wixを使ってみての感想になります。
ある程度主観的な評価になりますが参考にして頂けましたらと思います。
使いやすさ比較表
操作性ではペライチ、Wixが使いやすくおすすめです。
Jimdoも悪くはありませんでしたが、慣れるまではどこにどんな項目があるかわかりずらく使いにくく感じました。
ペライチとWixはどちらも使いやすいツールでしたが、作れるページが根本的に違います。
ペライチは1枚もののページ(ランディングページ)を作るのに適しています。
シンプルな構造だから初心者向きと言えるでしょう。
Wixは多層構造のページ(一般的なホームページ)を作るのに適しています。
複数のページを作る必要がありますが、最初からすべてのページを作るのは大変ですので少しずつコンテンツを用意して作っていくと良いでしょう。
ペライチ | Jimdo | Wix | |
操作性 | ◎ | ◯ | ◎ |
作れるページ | 1ページ | 多層構造 | 多層構造 |
ペライチ、Jimdo、Wixのサポートを比較
それでは最後にサポート体制を比較していきます。
特にホームページ初心者はわからない事だらけだと思います。
サポート体制の充実度も重要な判断基準の一つですのでしっかりと確認していきましょう。
サポート体制比較表
サポート体制ではペライチ、Jimdoの2社が強いでしょう。
まず、ペライチには「サポーター制度」があり、全国で積極的にセミナーが開催されています。積極的にサポーターを養成してセミナーでペライチについて教えられる人を増やしています。
続いてJimdoでは全国に「JimdoCafe」という店舗があります。
「JimdoCafe」ではJimdoのセミナーや勉強会を開催したり、相談断できるカフェになっています。
このようにホームページ初心者でも安心して使える土壌が育っているのがペライチとJimdoです。
ペライチ | Jimdo | Wix | |
電話サポート | ☓ | ☓ | ☓ |
メールサポート | ◯ | ◯ | ◯ |
セミナー | ◎ | ◎ | ◯ |
総合的におすすめのツール
ここまでペライチ、Jimdo、Wixについて様々な観点から比較・検証していきました。
それではどのツールが一番おすすめなのでしょうか?
今回はこれからホームページを作ろうと考えている初心者におすすめという観点からツールを選びましたので参考にしてください。
ホームページ初心者には「ペライチ」
まだホームページを作ったことがない初心者には「ペライチ」がおすすめです。
ホームページを作る上で一番のボトルネックはずばり「コンテンツを考える」事です。
WixやJimdoだと多層構造になっているため、最初から複数のコンテンツを考える必要があります。
その点ペライチだと1枚のペラページだから「コンテンツを考える」負担を大幅に軽減できます。
また、操作性やサポート体制という比較事項でも好成績であり、使い勝手の良いサービスといえるでしょう。
まとめ
ペライチ、Jimdo、Wixの特徴を比較して見ました。
多層構造のページ(いわゆる一般的なホームページ)を作りたいのであればWixが使いやすく便利です。
ただし、ページ数が増えると表示が遅くなるデメリットもありますので注意費が必要です。
1ページ(ランディングページ)を作るのであればペライチがおすすめです。
初心者はまずは最初に1ページ作るだけでも大変です。
まずはペライチを使ってホームページの作成に慣れてみてはどうでしょうか?